lovely-mother’s blog

うちのお母さんはかなり病院嫌い。嫌いというより自分で治せると思う派。そんなお母さんが乳がんステージ3bと申告されてから5年と6ヶ月経ちました。その間食事療法や岩盤浴通い、睡眠改善など徹底して行っていたお母さんの事を書いていきたいと思います。お母さん目線、私目線、姉目線などいろいろな視点からそれぞれの想いなども一緒に書いていきたいと思います。

宣告された次の日

宣告された次の日、私は慣れないパソコンを人差し指でカチカチと、必死で乳がんについて調べた。
プラス思考な私でも調べれば調べるほど、どんどん気持ちが沈んでいくのが分かった。
だって、ネットにはいい事なんて書いてないんだもの。

本当に寝れない。
娘2人が楽しそうに遊んでいたり、一緒に買い物したり、旅行したり、思い出に浸っては、涙が目に溢れてくるのだった。

 

そんな落ち込んでても仕方ない。自分にそう言い聞かせながらも・・・
病院に行き始めてから、一日一日が考える事がいっぱいで長く感じた。

健康志向な姉に野菜ジュースが良いと言われ、人間ドックに行った日から、野菜スムージーを毎日飲むようになった。
それ以外には、特に何をしていいのかも分からず、ただ野菜スムージーを毎日作って飲んでた。

 

2012年2月29日
また夜がきた。部屋でパソコンを見ながら落ち込んでいると、姉から電話だった。
「東京でNK細胞を受けられる場所があるよ。それってね…」って、一生懸命説明してくれた。
落ち込みかけてた私には、涙が出るほど嬉しいはなしだった。

周りで乳がんだった人がいなかったため、全てのことが初めてだった。
私の周りには私を考えてくれ、想ってくれ、支えてくれる人がいる。
姉の話しを聞いて『長生きするぞ(^^)』って思う自分がいたんだろう。
強い直筆で日記に書いてあった。

 

私が乳がんについて調べているように、姉も娘も自分の事のように調べてくれてたんだろうなぁ〜。
病気、ガンになったのは私なのに…家族みんなが同じ気持ちになってくれてるんだ。
そう思ったら、頑張ろうって、ガンと闘うって思えるようになってきた。

NK細胞について調べてみると、効果があるものだって知った。
でも、その治療を受けるために東京までは通えない。
だからもっと色々調べた。

この日の東京は、すごい雪だったみたいで、「雪が積もってるよ」って娘から写真が送られてきた。

 

2012年3月1日
この日の日記
『子供たちも心配してくれてる。
頑張る気持ちになるよ。
お母さんは元気が取り柄だから頑張る✌️
温泉楽しみにしてるね。
明日は病院だ!』