lovely-mother’s blog

うちのお母さんはかなり病院嫌い。嫌いというより自分で治せると思う派。そんなお母さんが乳がんステージ3bと申告されてから5年と6ヶ月経ちました。その間食事療法や岩盤浴通い、睡眠改善など徹底して行っていたお母さんの事を書いていきたいと思います。お母さん目線、私目線、姉目線などいろいろな視点からそれぞれの想いなども一緒に書いていきたいと思います。

シコリがあると知った日

f:id:lovely-mother:20180306225650j:plain


お母さん本人の話。

 

 

2012年2月6日


健康に自信がある私が何十年かぶりに人間ドックに行った。
マンモ検査では特に悪いところは見つからず、
次に受けたエコー検査で・・・

 


ん?右胸の所に、

 

触ってみてください

 

 

 

って言われて、確かにシコリを感じた。

自分的には1センチくらいに感じたかな。
とにかく紹介状を直ぐに出すので、病院に行って見てもらってください。

って言われた。

 

f:id:lovely-mother:20180306230157j:plain

 

 

その帰り道

なんでもないよなっ、帰ったら美味しいものが食べたい

元気になれるように


そんな風に無理やり考えながら、
でも本当は違ういろんな事を考えてた。
その日の検査結果は誰にも言えなかった

 

2012年2月7日

 


私のお母さんに人間ドックに行って検査した話をした。
やっぱり心配させてしまったみたいだった。


自分で食事で治せるようにって、

元気に頑張るって決めた!

 


少しでも体にいいことをって、
病院に行く前から食事に気をつけることにした。

岩手の某病院の予約が取れた。
予約日は忘れもしない2月14日(バレンタインデー)

 

 

2012年2月8日


この日のお母さんが優しく感じた。

普段と同じだったかもしれないけど、優しさを強く感じるくらい。
私が弱くなっていたのかも。
お母さんが体に良いよって野菜ジューススムージーを作ってきてくれたのを

覚えてる。

 

 

私には2人の娘がいて2人で暮らしていた。
同じ頃、遠く離れた東京にいる下の娘はインフルエンザに。
お姉ちゃんもうつったのか体調崩した連絡があった。

私は検査結果を娘たちには伝えられず、ただ子供達を元気にしてあげようって、
子供たちに果物を送った。

 

この時の日記に、「

私が看病に行けたら良いのにごめんね。
なんか1日寂しい日だった。
一人は寂しいよ。」


って書いてあった。

 

 

私には姉がいます。
その頃姉は私をこんな風に見てたと話してました。
本業プラス、夜は飲食店でバイト

 

f:id:lovely-mother:20180306230809j:plain

 

 

お母さんは人間ドックの結果を気にして心配もあり不機嫌になる。
その後飲食店は辞め、お母さんに内緒で居酒屋でバイトを続けていた。

「大丈夫なの?そんなにして、身体に無理がくるんじゃないの?

身体壊しちゃったら、もともこもないよ。」
「これで結構楽しいんだよ。」と言う。

もともと丈夫で体力もあり、

病気とは無縁な人だったから。

ドッグが終わっての電話で、しこりのことを聞いたとき

「まさか!まさか!こんな形で来たか!?」と思った。

 

「検査してみないことには分かんないだろうから。

心配しても仕方ないよ。」と言いながらも、

内心はまさかこんなことって!

なんてこった!っと思っていた。