セカンドオピニオンを決めた
私の姉がセカンドオピニオンを決めた時の話しです。
この時、姉は強い気持ちを持って、妹のガンと向き合っていこうと決めたと話してくれました。
そのきっかけとなった本、前回紹介した「あるガンが消えて行く食事」からの抜粋です。
『現在までの約10年間に、食事指導を行った各種ガンの症例についてこ集計結果が出ました。
対象は、胃ガン、大腸ガン、肝臓ガン、乳ガン、前立腺ガン、悪性リンパ腫など、計110例です。
いずれも晩期ガンを含む進行ガンで、根治手術後の再発例も約半数含みます。
これらの患者さんに食事療法を行ったところ、完全治癒13例、改善58例、不変2例、進行3例、死亡34例で、有効率66.3%という結果を得ました。
さらに、乳ガン・前立腺ガン・悪性リンパ腫といった、ガンのなかでも食事療法が効果を示しやすいものについては、70〜75%の有効率となっています。
つまり、再発を含む進行ガンでも、きちんと食事療法を行っていけば、6〜7割がするのです。』
姉はこの本を読んで、手術も抗ガン剤治療も放射線治療もやはり何かズレているとのだと思った。
ましてや全摘なんて!こんな重篤な診断。
一つの病院の診断だけを鵜呑みにしてはいけない。
重篤だからこそセカンドオピニオンは必要だと考えたと話してくれました。